>リアラ・ルミナリス「え?あ、はい…」試着室前にてジークフリートにドレスを手渡される。一先ずと、言われた通り試着室に入り、ドレスを見つめた。この小さな個室の向こうで彼が待っている。あまり待たせるのは忍びない。ドレスを室内のフックにかけ、リアラは自身の衣服に手をかける。するりと衣擦れの音をたてて、体温の残るドレスがリアラの肌を滑り脱げ落ちていく。