>リアラ・ルミナリス自身の選んだドレスを可愛いと褒められ嬉しくも思うが、それと同時に内心溜め息を付く。彼の言葉が褒め言葉なのはわかる。だが、彼を魅了出来るかと言うことならば、それは否と言えても不思議ではないだろう。「あっ…、はい、着ていきます」彼の言葉に我に返り、微笑し頷く。