>リアラ・ルミナリス不意に問われた言葉に、弛緩した意識が張りを覚える。捕虜として、性奴隷とされていた期間、決して健康的な日々をおくれていたわけではない。それどころか、おぞましく穢れた日々だった。「今は特に問題ないと思います」幾らか体重は落ち、心も身体も傷つき壊れていたが、彼との再開で今はとても良い方向に向かっている。そんなふうにリアラは自身の心身を思っていた。