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>リアラ・ルミナリス

ミリエラの突然の追及に、リアラは困惑する。
彼を、ジークフリートをどう思うかと聞かれても、この心に灯る思いを形容するには、まだ時間が足りない。
だが、それ以前に…。
「私は、私の立場は、いついかなる時に、どの様なものになるか未だにわからない現状です。その為、今、私の心情を口にするのは、許されないのです」
祖国を失い、自身以外の王族は誰一人として存在していない。
明日の自身の身がどうなるかも分からない立場で、彼女の問いに答えられるわけもない。