大人なりきり掲示板
- Re: 攻受出来れば理想的-家庭教師居ませんか?練習したいので〆 ( No.425 )
- 日時: 2018/12/05 23:59
- 名前: 白楼雪 (ID: bkADf4XB)
>リアラ・ルミナリス
皇帝陛下の言葉を聞くに、どうやら前者と言えるようだ。
だがそれだけではない。
民と自国、そして果ては大陸の平和すらも見果てる思考。
優秀な、天武の才を持つ男だ。これがマキナを統べる者か。
「なるほど…、陛下のお考えは良くわかりました」
話を聞き終えたリアラは小さく頷く。
「ユグドの国家再建へのご支援、実に有難いお話ですね。ですが、それの答えをこの場で…、というのは、些か早急過ぎて返答に悩みますわ」
包み隠さぬ言葉。そして優秀な統べし者。
それは正攻法だけで成り立つとは限らない。
そこに嘘偽りが一切なく、本音を吐露しているとはまだ言い切れない。
しかしこのまま何も返さないでいるのは、王族としての礼儀に反する。
「ただ…、私も今は亡き国とはいえ、王族の血を持つ者。国(家)を持てば、他の方の国(お家)に何時までもお世話になるわけにはいきません」
出された紅茶を一口。
「そして、どのような方でも自身の家に住めるのならば、それが最良というものでしょう?」
『再建を支援するという事に嘘偽りなく、本心とするのならばその話を煮詰め受けたいとは思う。だが、それを容易く信頼するほど私も愚かではない。故にこちらを納得させて見ろ』と遠巻きにリアラは笑みを浮かべ問う。
嘗て自国を滅ばされた事、そして、罪のない一部の民を蔑ろにされた事実。
それらに恨みはないが、それでも一度潰した敵国を再建する支援を申し出すなど、裏を思われても仕方がない事だろう。
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