>リアラ・ルミナリス佐も当然と答えるその言葉に、思わず感銘を受けてしまう。「私も、其については同意を感じずに入られません。自身の立場を忘れたわけではありませんが、罪なき市民の命を奪わずに戴き、御礼申し上げます」恭しく頭を下げ、市街地を見渡す。「案内を、お願いしてもよろしいでしょうか?久しぶりの外の空気は心地よいです」気持ちを切り替えるように、ジークフリートに話しかけ、案内をお願いすることにした。