佐々木崇>「んー……」今度の眠りは先程よりも深いらしく、声を掛けられたり触れられたりしても起きない。唇を奪われた事には違和感を覚えたように反応したが、起きる気配はない。けれど律の身体は触れられる度にピクピクと反応し、律の口からも度々可愛らしい声が吐息と共に漏れる。そんな違和感から逃れたいのか、律の身体は寝返りを打とうとする。