佐々木崇>「ふぅ……やっと終わった……」作業を終えた頃には正午を回っていた。周りを見ると、皆昼食に向かうようだ。隣を席を見ると、隣の席の人もいなかった。(名前、聞きたかったのに……)そう思いながら予め買っておいたおにぎりとペットボトルのお茶を鞄から取り出す。昼食を早く済ませて寝てしまおうと思い、おにぎりを食べ始めた。