「え……飲むんですか、それ……」飲んでも大丈夫なのだろうか。その液体に対し不安を覚えるが、これを飲めばもしかしたら出られるという希望も頭に過り、夏樹は少し考える。そして、出した結果は……「僕、飲んでみましょうか?」出られるのなら、飲むしかない。そう決めた夏樹は一応、相手に確認する。