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>>155

「ん？それはね……」

後ろ手に個室の鍵を掛け、莉斗に笑みを向ける。
その笑みは不気味という一言が一番似合うだろう。
翔太はすっと一息吐くと、ゆっくりとした口調で言葉を放つ。

「今からさ、気持ちいい事しようよ」

そう言って、翔太は莉斗に歩み寄る。


>>156

ベッドに横になって尋ねる彼を見て、冬弥は「そう」と頷き
自身もベッドに上がる。
上がると、冬弥は透真に覆い被さる。

「これから何されても、大声は出さないでね？」

そう忠告し、冬弥は透真の頬に指を添える。

>>157

「拷問……」

拷問という言葉が引っ掛かったのか、幸範の言葉を反復する。
周りを見渡すと大小様々な玩具等が置かれていて
その光景はとても珍しいものだった。
それと同時にこれからきっと、それらの玩具を使い
一体自分に何をするのかという不安もおぼえた。


>>158

「そうなんだ、結構気持ちいいと思うよ？」

そう言いながら何気に遊のズボンのベルトに手を伸ばし
緩めていく。


>>159

楽しそうに笑う彼を見て、「良かった」と内心安心する。
すると、彼が突然手を握ってくる。
驚いて、相手の顔を見るが本人は気にしていないようだ。
その様子に、「ただのスキンシップ？」と自己解釈して
手を何気に握り返す。


>>160

「やっ……触っちゃ、ダメ、です……」

熱い吐息を漏らしながら、怜奈は言う。
今、人に触れられたら直ぐにイッてしまいそうなので
「触らないで」と必死に止める。