>>24「うん、帰ってくるの遅くなるんじゃないかな」 相手の問いにそう答えつつ、自分ももう一度紅茶へと口をつける。彼女は何をされるかなんて分かってないだろう。だってこれから頼むんだしね、なんて思えばほっと息を吐き出して。「ねぇ、僕のお願い聞いてくれる?」