「…!…そうか。」彼の楽しくなってきた、という言葉を聞いてほんのり頬を赤らめ顔を逸らして唯一言そうか、と返した。何故なら、自分も彼の上げるトスでスパイクを打つ事が楽しくなってくる事は良くあるため楽しくなる事や御互いバレーが好きだと云う気持ちに同感してだったからだ。一言掛けずにやった事に対しては不満は残るものの、それは気分を切り替えて彼を見詰めてこう提案した。「なぁ、次コート使って、俺にお前のトス上げてくれねぇか?」