「?……。んだよ、言ってくれねーとわかんねぇだろ……。」後ろ手なので確信は出来ないが、何故鍵を閉める必要があるのかや彼が戸惑う様子にきょとんと頸を傾げる。何かまではわからないものの言い惑う姿に彼の癖である頬を掻く仕草を見て、言いにくい事なのかと察する。何もせずにただただ時間を過ごしても仕方がないので言うように促しつつ、チラチラとバレーの雑誌が無いか探していた。