「な、なぁ…挨拶ぐらいさせろよ。」あぁ、やっぱし鍵は閉めているのかと見られる心配は無くなったが挨拶に拘りそう言った。「な、なんだよ…?」予想していなかった和希の行動に少しだけ驚き肩を跳ねさせる。制服に侵入させて背を撫でる手を止めさせようとすかさず、服越しから自分の手を彼の手に重ねた。