>>54 振り返ったとき、目線が合い咄嗟に視線を外す。「・・・いや、なんでもない。先生、少し笑みが足りないんじゃないか?」誤魔化すように笑いながら言い、大事なのはスマイルだろ?と屈託のない笑みを浮かべる。茶化すような言い方をし、表情には出ていないが、目線があったことを内心嬉しく思っていて。