「いえ、礼には及ばないですよ。」彼の母に感謝を言われ急な泊まりにも泊まらせてもらえる事に恩を少しでも返せただろうかと嬉々として上記を言う。和希の目を逸らしながらの短い相槌に疑問を抱くも気にすることでもないか、と内心で割り切る。机に彩り様々な料理を運び終えると椅子に座る。