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>>675

「ん、良い子だね。可愛いー」

言われた通りに座る彼をからかうように、後ろから抱き締めて頬をグリグリと頭に押し付ける。


>>676

彼からの忠告に千夏は首を傾げ、小さな声で言った。

「トイレなんて行く必要あらへんで。だって、わしんトイレはここにあるもん」

空悟を指差しながら微笑む。千夏の微笑みはとても可愛らしいと思えるが、言っている事はとんでもない事だ。


>>677

「少し、寝ても良いぞ。……無理させたからな」

そう言ってあやすように頭を撫でる。嬉しそうに微笑みながらの言葉は冬弥には少しだけ、苦しかった。
いつ、この想いを伝えるか。いや、伝えない方が良い。
そう自問自答を繰り返しながら透真を見つめる。

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「んっ……あ、んぁ……」

可愛いと言われ、陽向は顔を熱くする。“俺の”を強調させた兄の様子から、冗談ではないようだ。
深い口付けをされ、自身のモノと前立腺を刺激されている陽向は今にも達しそうな様子だ。


>>678

自身ありげに言う彼に「そっか」と微笑みを浮かべた。
彼が立ち上がり、自分に向けての言葉を発せられれば、「おう」と一応返事をする。
しかし、本当はもっと一緒に入りたかったため、少し残念そうな表情を浮かべる。

「あぁ、サイズ合うか分かんねぇけど、着てみてよ」

彼の問いかけにそう答える。


>>679

「見られてる？」

彼の言葉に疑問を持ちながら、再度辺りを確認する。だが、やはり何の違和感はない。
後から彼が『気のせい』と付け足すと、翔太は「そっか」と微笑んだ。
レジの順番が来て、翔太は人形を会計に出す。
初めの頃は人形を一体買うだけでも抵抗があったが、今になったらもう慣れてしまった。

会計を済ました翔太は人形を莉斗に渡す。

「はい、どうぞ」