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>>707

ありがとうございます！
了解しました。スレ主様もこちらの返信が返し難い場合がありましたら遠慮なくおっしゃって下さいませ〜。


待ち焦がれていたノックの音が聞こえ、扉に近付きながらグレモレはニタリとまさに悪魔と言える気味悪い笑みを浮かべる。この笑みのまま訪問者を迎え入れてもグレモレ的には良いのだが、流石にそれはやり過ぎか。そう思い一度顔を済ませば、「はーい」と人間がするような声で対応し扉をガチャッと開けて

「ちゃんと来たか」

魔界に女神様、というあり得ない状況に笑ってしまいそうになるが、グッと堪え、悪魔に似つかわしくない柔和な笑みを浮かべる。とは言え、実際来てくれるものなのだと少し意外に思う。何せ先程も言ったが此処は魔界だ。「女神だから来れません、と言い訳することもできてしまう。もしかしたら来ないかもな」と心の片隅で思っていた自分もいたからである。