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>>737

声をする方へと目線を上げると、翔琉の混乱している目と合う。
起きてしまったか、と少し残念に思いながら和希は胸の尖りから唇を離した。

「あー……起きた？いや、ごめんな。翔琉がエロい声出してたからさ。我慢できなくて」

この言葉に、嘘偽りはない。だが、『エロい声を出していた』という理由だけで行動はしていない。
翔琉に嫌われたかなと思い、翔琉の顔が直視出来なかった。


>>738

「……ん」

身体を押されても諦めず、南は遊の口内に舌を侵入させる。
強制的に彼の舌を絡めていく。


>>739

「ふーん、そうなんだ」

莉斗の返答を聞いた怪しい彼は辺りを見回した後、莉斗が抱き締めている人形が目に入る。それを見て、彼は笑みを浮かべた。

「ねぇ、君。人形、好きなの？」


>>740

「ぁ、うん、気持ちええ」

空悟の問いかけに素直に答え、モノに触れられれば身体をビクンと反応させる。
『興奮してる？』という問いかけにも、コクコクと何度も頷いて
彼の首に腕を回す。

「もっと、して欲しい。早う、空悟の欲しい……」

色気を含んだ声と笑みで上記を口にする。