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>>766

「別に狡くないよ？ねぇ、翔琉。してもいいでしょ？」

睨まれているのも気にせず、和希は一気に翔琉に近付くと彼を抱き締める。
力強く抱き締めている腕から、「逃がさない」というのが伝わってくるだろう。


>>767

透真が着いてくるのを確認した生徒たちは、体育倉庫へ向かう。
あそこはあまり人が通らないので、密かにこの学校の“レイ.プスポット”と呼ばれている。

その頃冬弥は透真の事を担任に知らせた後、丁度保健室に戻っていた最中だった。
ふと廊下から窓を見ると、その先には透真と複数の生徒達が体育倉庫の方へと向かっている姿が目に入った。

(何してんだ、あいつ？もう次の授業が始まる頃だが……)

そう不思議に思った冬弥は追いかけようと急いで廊下を早足で歩いた。

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「うぅ……気持ちいい、気持ちいいよぉ……」

熱い声と吐息を漏らしながら、陽向は兄のモノに夢中になっていた。
もう達しそうなのか、陽向のモノがビクビクと震えている。


>>768

「抵抗しないで、ね？」

襲う度に抵抗する彼に苦笑を溢しながらも、優しい声色で上記を口にする。
遊の上半身を露にすると、胸の尖りを撫でてみた。


>>769

倒れそうになった彼を心配になったが、今は早くここから立ち去らなければならないので気にすることなく、早足で歩き続けた。
勿論、今向かっている方向には土産屋なんて無い。
あるのは職員しか入れない、暗い廊下だけだ。