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>>850

「ふーん、分かってんじゃん。で、さっきの授業はどうしたのー？」

もう分かっている事なのにわざとらしく生徒は問う。
口角を上げながら透真の身体全体を見る。
これからの返答次第で生徒たちの行動が変わるだろう。

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「ッ……大丈夫って、言ってんだろ。それに……さっきの事は忘れろよ」

頭を撫でられ恥ずかしいのか、すぐに兄が自分の頭を撫でる手を払う。
それに続き、陽向は顔を赤らめながら先程の自分の痴態を忘れるよう言う。
忘れてもらわなければ、これから生活する際に色々と面倒なのだ。


>>851

「じゃあな、ごめんな。俺から誘ったのに……」

南は一度遊から視線を外した後に、いつも通りの笑顔で上記を口にする。
今は帰ってもらうのが妥当だろう。南自身もここまで嫌われると何をするかが分からない。そんな自分が、怖いのだ。


>>852

「そうなんですか？意外ですね」

そう言いながら微笑む。
風馬にとって、零の普段見せない姿が見られるというのは嬉しくて仕方なかったのだ。
ただ、自分も恥ずかしい姿を見せてしまうかもしれないという不安もあった。

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「いいじゃん、さっき言っただろ？触らせてくれるって」

そう言って、一向に服を脱ごうとしない絢斗に痺れを切らし彼の服に手を伸ばす。
慣れた手付きで制服を脱がしていく。合間に見れる絢斗の白い肌が彼方の欲を強くする。