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>>878

「……いきなり、ごめん。でも、本当なんだ」

戸惑った様子の彼を抱き締めたまま、呟くように言う。
駄目なら良い。盛大にフッてくれれば此方もスッキリする。
寒さからか緊張からか、手が微かに震え始めていた。


>>879

「もうちょっと、奥まで入れてあげる。男の子でも子宮ってあるんだよ？」

そう言ってググッと腰を推し進め、無理矢理奥に侵入させていく。


>>880

彼に『良かった』と微笑まれ、此方も自然に笑みが溢れた。
でも、すぐに問いかけられた言葉に「ふぇ！？」と変な声を上げる。

「す、好きな人って……え、えーと……」

そんな人、いたこと無い。いるはずがないのだ。
確かに可愛い系男子が好きな女子が集まってくる事は多々ある。
だけど風馬には合わず、全て切り捨てていたのだ。

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「ふーん、そっか。ま、俺も気付かれないようにしてたんだけど」

そう言うと絢斗が『噛むな』と言っているのに、その反応を面白いと捉えられ
悪戯な笑みを浮かべると一層強く噛んでみる。