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>>881

「何が分かったの？もしかして、大人しく言うこと聞く気になった？」

スマホの動画を止めると透真を見下ろす。
この生徒たちはもし、透真が言うことを聞かないままだったらこの動画を拡散するつもりでいた。けれど、彼がやる気になってくれたから好都合だ。

その頃冬弥は透真をつけていたが、途中で他の先生に呼ばれて見失っていた。

「……どこに行ったんだよ、あいつ……」

先程教室に行ったがいなかった。クラスメイトに聞いてみたが、数人の生徒と何処かへ行ったという情報があったが、何処に行ったのかは分からないままだ。

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「ッ！何なんだよ、マジで。こんな事も、あんな事も……兄弟なのに可笑しいだろ」

抱き締められると素直に抱き締め返せなかった。
兄と陽向の関係は兄弟。義理ではなく、血の繋がりのある正真正銘の兄弟だ。
だから、身体を重ねたりキスをしたり、こうして抱き締められているのも本来なら可笑しいのだ。
それなのに、どうして兄は普通にしてくるのだろう。それが不思議で仕方なかった。


>>883

「……そっか。じゃあ、一回ヤッてみる？」

漸く遊の身体を解放すると、南は微笑みながら提案する。
『まだ分からない』というのはまだ希望があるということだ。だから、こんなチャンスは見逃せない。
一度、本格的に身体を重ねてみて彼が嫌なら好きではないということ。別に嫌ではなかったら、あり得るという事だ。
それを確認するために、南は上記のような提案をしたのだ。


>>884

「ちゃんと息はしといてね？……男でも子宮に出せば妊娠できるかな？」

子宮(結腸)に、この男は大量に出すつもりだ。
莉斗には息をしていてとだけを伝えて、好き勝手に犯している。

その頃の翔太は酷く焦っていた。
トイレから帰ってきた翔太が目にしたのは、行く前までは莉斗が座っていたはずのベンチに誰一人座っていない。
翔太は出来る限りの場所を走り回った。時に周りに聞いてみたりもした。
だが、見つからない。館内は全て探したつもりだ。
ただ、職員のみが使用可能なエリアは探していない。
だったらと思い、翔太は職員に許可を取って職員のみ使用可能エリアを探し始めた。


>>885

「いえ、モテませんよ」

彼の言葉に風馬は苦笑を溢した。零が小さく呟いた気がするが、あまり聞こえなかったため気にしない事にした。
マスターの声かけと共に差し出されたグラスを見て、風馬は「わぁ……」と感激の声をあげた。
そのグラスには流石オレンジジュースで割ったお酒だ、綺麗なオレンジ色をしていてお酒と言われないと分からないぐらい、普通のジュースに見えてくる。

「これ、凄く美味しそうですね」

風馬は目を輝かせながら零を見つめて言った。

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「可笑しい、じゃないだろ？気持ちいい、だろ？」

そう言うと口で胸を刺激しながら、もう片方を下半身へと移動させる。
下着を下ろすと彼の可愛らしいモノが先走りでグチャグチャに熟していた。
実に美味しそうだ。
彼方は舌なめずりをすると指を絢斗のモノへと絡め始めた。