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>>890

「ふぅ……スッキリした」

男が莉斗からモノを抜くと、そそくさと衣服を整えた。
遠くから足音が聞こえてきたので、男は焦った。

「じゃあね、莉斗くん。誰にも言わないでね！」

そう言って男は走り去っていく。莉斗への対処はされておらず、ただ犯して置いていった状態だ。


>>891

「え、付き合ってくれるの……？」

彼の言葉に驚きが隠せず、目を見開いたまま彼が言った言葉に対して質問する。
南の気持ちはただ一つだ。付き合えるのなら付き合いたい、遊が嫌ではないのなら。
けど、それは彼が無理して言っているのではないかと余計な事を考えてしまう。


>>892

「はい、戴きます」

彼に促されるように酒を一口、喉に流し込む。
飲んだ時に微かな酸味も感じられ、とても美味しい。
風馬が美味しそうに飲んでいると、不意に彼の言葉が耳に入った。
『好きな人がいる』という言葉に、その相手は誰なのだろうと気になってしまう。

「あの、好きな人って……？」

気になって仕方ないので問いかけてみた。

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「ッ……何、そんなに求めてくれてるの？嬉しい」

彼が肩に甘噛みするので、求めてくれているのかと思って上記のような事を言う。
腰を引いているのでやりづらいが、気持ち良くなるようにモノへの刺激を早めてみる。