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>>56

凜々「ん………」
頬を撫でる手が優しく感じてしまいほんの少しだけ恐怖心が薄れたものの、相手が手に取ったものを見れば再び頬を引くつかせて視線を逸らす。見た感じの予想ではあるが手錠や足枷のようなものだろう。何をされるのだろうか、なんて思いつつも相手の命令を聞けば、元々の性格もあってか素直に布団の上に腰を下ろして。

凜々「っ………」
そっとシャツのボタンに手をかければゆっくりと震える手で外していき、シャツを脱ぎ終わればスカートのチャックを下ろしてこちらも脱ぐ。