史乃「……ちょっとだけ怖い、です」ギリギリまで引き寄せられると、目の前には狼の如く獲物を狙うような目のオトコの顔をした四ノ宮先生が。これからどうなってしまうのだろうと不安と期待にも似た気持ちを胸に抱きながら、コクンと頷き潤んだ瞳でそう言う。「でも、大丈夫……もっとして?」口角を上げて微笑むとギュッと抱きしめ、自ら唇を重ねて下手くそながらも柚江がしていたように舌を入れる。