大人なりきり掲示板
- Re: 語るべきは愛と冬が云う ( No.36 )
- 日時: 2019/01/13 11:21
- 名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)
「ぃ"たた...」
酷い頭痛で目が覚めた。枕元の置き時計は早朝を指していて、ほんのりとカーテンから光が漏れている。体を起こすと顔が強張り、気怠い。
昨日は確か、飲み過ぎて外で風に当たってたところをお隣の奥野さんに運んで貰ったんだっけ。申し訳ない様な恥ずかしい様な気持ちになりながら取り敢えず落としていない化粧と怠い体を起こすために風呂に入ろうとバスルームへ移動した。
風呂から上がってしまえば休日だからと髪の毛を適当に下ろし化粧も落としたまま服装も締め付けの少ないゆるりとしたフレアのワンピースを一枚被り、大きめのカーディガンを羽織るだけ。
嗚呼でもゴミ出し行かないと、そう思い昨日の朝予めまとめておいたゴミ袋を手に玄関を開ける。だが、まえに何か引っかかっている様でやっと通れる程度しか開かない。
「?、なに、?」
引っかかった何かを確認すべく身体をねじ込み扉の外へ出れば
「え...奥野さん!?」
数本をお酒の空き缶と死んだ様に眠るお隣さん。訳は分からなかったがこのままではまずいと冷え切った体を揺すり奥野さん、起きてと声を掛けた。
*了解しました。大丈夫です
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