大人なりきり掲示板

Re: 語るべきは愛と冬が云う ( No.58 )
日時: 2019/02/10 09:00
名前: くるり (ID: eVWzcu6j)

>>57

ー黄色のスポンジ…あ、これか。

言われた通り黄色のスポンジを手に取ると何も付けずに大体の汚れをサッと落としていく。
謝られてしまい。
「い、いえ大丈夫ですよ。」
と、柔らかく微笑み。
ありがと、とお礼を言われれば、本心から
「あ、いや、家事は…好き…なので」
と、返す。
橘と呼ばれる、別に悪い気はしなかったし寧ろ嬉しかったため、満面の笑みで、
「はいっ!大丈夫ですよ。」
と答えれば、止めていた手を再び動かし始める。

洗い物が終わると、荷物が置いてある部屋へと向かい、荷物をまとめ、忘れ物がないか確認する。

ーもう少し話していたかった気もするけれど、そろそろ帰らなきゃ…だよね。

そんな事を考えている間に帰る支度は整ってしまって。
「私、そろそろ戻りますね。あの…今日は本当に楽しかったです。それとお世話になりました。」
ありがとうございます、と谷口さんをまっすぐに見てお礼を言う。

ー色々あったけど、谷口さんと仲良くなれた気がするし、いい一日だったのかも。

帰ると言っても隣だから、すぐなのだが。
名残惜しそうに谷口さんを見つめて。


*展開早めてしまい、すみません。