大人なりきり掲示板

Re: 語るべきは愛と冬が云う ( No.67 )
日時: 2019/02/14 21:46
名前: さり (ID: lU2b9h8R)

>>64

 そんなことないですよ。いや、何があっても刺しませんから。

 書いていただき、ありがとうございます。あ、了解しました。それでは。


 こんな珍しい日もあるのか、と久し振りに外から見た夕空を目を焼き付ける。
普段なら部活があって、他には処理すべきこともあってようやく帰るのは最近では夜7時過ぎだ。
夏だから、か日の見える時間は長くなっているがそれでもほぼ定時に帰れるなんて珍しいのだ。
もう今日は早く寝よう、としてコンビニに寄って適当な菓子パンと夕飯用のレンジでチンする塩ラーメン、それからさっぱりと、どろりとした、冷房で冷えていた飲むヨーグルト。
それらをビニール袋に提げて自宅へ戻ると、ある姿がそこにはあった。
一体、何の用なんだ。何もしないでそこに居るのだ。
知り合いでも住んでいるのか、と思ったが、それにしては不自然な振る舞いだった。。
そういえば隣人の姿なんて見たことも無かったな、と思いながらも彼女に何も言わずに通りすぎるのは教師としてもどうか、と思い、おい、と声を掛ける。


>>65

 後に返信。すみません。

>>66

 朝。鳥が鳴いている。躾のなってない犬のようにアラームが定期的に鳴く。
あぁ、と嫌そうな声を出して目覚まし時計を容赦なくボンボン叩いて音を消す。
 冷えきったリモコンでテレビを付けながら、郵便物が無いかとポストを確認すると
尋常のない寒さと共に視界にはポストに紙が挟まれていた様子。
まだ開ききらない目に飛び込んだのはまるじで書かれた文章。
あー、これ返信を書かんと。それも急いで。何か手頃な紙は無いかと辺りを見渡して
リビングのテーブルの上に真っ白な紙を見つけ、

[了解。それじゃ、お願い]

 簡潔だな、もう何か書くことあるだろうと自分にツッコみながら紙を二つに折り畳むと
昨日のように紙をポストへ吸い込ませる。それにしても寒い、体に刺すような痛み。
まだ眠そうな目を擦りながら部屋へと戻ると完全に体を覚ませることにした。

 夕方。今日はバイトが無い。眠い、さっさと眠ってしまおうか。
橙の空を背にカチャリ、と音を立てる。あぁ、今日は夕飯を俺が作らなくても良いんだ。
開けたばかりの扉を閉めることはなく、ソファーに寝転がる。
冷蔵庫の中、ちゃんと入ってたっけ。と思い出しながら意識は朦朧とする。
卵、サーモン、大根、人参、チーズ……一般家庭並の充実度だろうか。
 時計を見やるともうすぐ約束の時間になりそうであった。


*いえいえです。こちらも少しばかり長くなってしまいました。