大人なりきり掲示板

Re: 語るべきは愛と冬が云う ( No.73 )
日時: 2019/02/17 02:23
名前: さり (ID: YzjHwQYu)

>>71

「あ、いや……別に迷惑じゃないけど女子高生が男の部屋に泊まって何もされないという前提で言ってるの」

 なんて言葉では言っているが、そんなつもりは毛頭無い。
この、目の前の女子高生はこの年齢の男性に対して何か偏見を持ってはいないのだろうか。
それかただ単に俺が弱そうな奴だと舐められているか、男慣れしているか、どれかだろう。
目の前の女子高生は少しだけ口角を上げているように見えるのが気になるが、
そんな自分は無愛想。言葉に見合ったイタズラ心見える笑みを浮かべることもなく、
語気を強める訳でもなく、日常会話の音量でそんなことを言う。
 はぁ、とため息を吐いて自分の部屋の扉に鍵を差し込んで開けると、ほら入って。と彼女に声を掛ける。
最近はよくため息を出す。同僚にため息吐くと幸せが逃げるぞ、結婚なんて出来ねぇぞ、と煽られたのを思い出す。うるせぇと。


>>72
*すみません、勝手にあんなことを言ってしまい。


 インターフォンが鳴る。再び眼鏡を掛けてから二十数分程である。
この暇をどうしようか、と考えて考えていたらそんなに時間が経っていたのだと壁の時計を確認して気付いた。
念の為に相手の姿がきちんと七瀬さんであることを確認する。
そこから七瀬さんの優しい声が聞こえてくるも、彼女は外で見たあの格好、上着は脱いであってそこにエプロンを着ただけの軽装。
やばい、と溢した口は七瀬さんに直ぐ出ます、と声を掛けていた。
それから部屋の電気を消すと、さっさと玄関から適当な靴を選ぶとそれも適当に吐いてドアを開く。