大人なりきり掲示板

Re: 語るべきは愛と冬が云う ( No.76 )
日時: 2019/02/18 21:23
名前: さり (ID: Yke88qhS)

>>74

「今の女子高生ってそんな考えを持ってるもんなの……危機感とか失っちゃったのかよ」

 彼女の答えに教師として、より個人の意見として返答すると開けた扉に彼女が踏み出すなり、振り返る。
ここで鍵がありました、だなんて言うのか。と、しょーもない予想をしていたが、
彼女は全く予想外の言葉を発していた。まぁ、俺の予想がしょーもないだけで、本来なら予想範囲内の発言だっただろうが。
 兎も角、彼女が風呂を使用したとして俺に何も問題は無いし寝泊まりするなら風呂には入るだろう、と踏んでいた。だから、

「あー、良いよ。勝手に借りてってよ」

 そう返してから、自分もようやく自室に戻ることになると扉の鍵を閉めて。
それから適当に脱いだ靴を床の端に寄せてから、リビングのソファーに体を預けてから
これからどうすれば、と考えていた。


>>75
*返しにくいだなんて、そんなことはないです。


「そんなに待ってないから大丈夫、自信作を頂けるなんてそれは嬉しいよ」

 それから彼女に招かれて最近見たばかりの部屋へとまた入ることになるとは。
この人が好きになって今日は食事を、それも手料理を食べさせてもらえるなんて。
神様がくれたのだろうか、こんな幸せを。
だとしたら、感謝するよ、どんな神様かは一切知らないけど。
一時的な外の寒さもどうでも良くなるような暖かさに導かれ、
彼は玄関で靴を脱いでは簡単に揃えて端に寄せると、
それじゃあ失礼しますね、と彼女に一声し、床に足をつける。