「あんまり私をアテにしないほうがいーですよー。」本心では笑っていない、冗談のつもりのイタズラ笑をうふふーと口に手を当てて笑ってみせる。 もちろん隣人なので立て付け、配置も一緒なので脱衣所まで案内なしにたどり着ける。が、1つ問題がある。 「あ、着替えってどうします? 私、ワガママですけど、この汗をかいた制服なんて着たくないんでー」 そんな気にしないんで、なんでもいいと追って言い相手の有無を確認しようとリビングの彼に問いかける。