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>>11
ありがとうございます！
あー理解力が足りず申し訳ないです。はい！大丈夫です。こちらこそ、そちらでお願いします。
よろしくお願いします！


　長ったらしい授業に飽き、机の下で携帯を弄り始める。ふとラインを開いた時に最近別れた彼女のトークが目にとまり、そっと非表示にして。代わりに相手にラインを送る。
　既読がついた事を確認し少し待ってみるが返信が無く。授業の終了にも気付かず、そのまま携帯で誰かを探す。
そんな中声をかけられ僅かに飛び上がり、まさか先生かと思い恐る恐る振り向くが。相手の姿に安堵から笑みを溢す。
｢うん。もちろん煌太が良ければなんだけどね｣
無表情だが、優しげな相手の声色に、安心したまま答えて。