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>>64
グレア様

　行きたいと思っているのか。そりゃそうだよな。と自分が切望してしまった返答じゃないのは何となく察していたが、それでも行きたいと思っているなら良かったと安心する気持ちの方が強く安堵のような吐息が出る。

　確かに危なっかしい所は俺も時々感じることがあるので分かるが、誘ってくれる奴が居て本人が行きたいと思っているなら、遠慮することはないと思う。思ってはいるが、少し疑問が湧く。危なっかしいと云う人が黒那を誘う事に。けどまあ、今の今まで危ない目に合ってねえなら大丈夫なんだろうとも思い

キリヤ「.....迷惑じゃねえから誘うんだろ。だから、んなの気にすることはねえよ」

　首を左右に振ってから、そう口にする。居て迷惑だと思っているのならばそもそも誘わねえだろう。と思っている為に、口にするのに時間は要らなかった。その事を気にするのは美徳にもなるが、あまり気にすると病んでしまう場合もあるので余計かもしれないがそう口にしたキリヤは、黒那に目を映して。

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>>65
愛様
　どストライクと云っているわりにはドライな返事に疑問符が幾つも湧いてしまうも、何故か安心してしまう自分が居て、その子より此処に来るのにも何だか嬉しく思い、まあ、本人が良いなら良いかなんて思ってしまう。しかし、サボりを許すのは友達としてどうだろうと感じてしまうのも事実で。

ユウギ「まあ、宏貴がクビになんなきゃそれで良いけど。サボるのも程ほどにしとけよな？」

　「コネは作っといてやる。」と自分の胸に任せろと云うように手をやって明るい何時もの笑みを浮かべて付け足していて。本当に本が好きならそんなクビになる事態にはならないとは思うも、ついそんなことを口にする。

「そんなら、宏貴ん家でいっぱい褒めるから互いに仕事終わってからな！」

　内心では可愛い、むっちゃ可愛いとまるで宏貴に尻尾が生えているように喜ぶ様子と笑みに。褒めがいと云うか何というか癒されるな。と思いながらも宏貴がそう云うのなら、そうしたいと云う気持ちが大きく話し込んでしまったのには悪いと感じつつも手を軽く上げてまたと云う具合で振り、宏貴が帰りやすいように上記を云っていて

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>>66
寝坂様
テルアキ「充実した一日を過ごせたようで良かったです。えぇ、是非。　...、..新作の飲み物もそうですが、あかねさんの肉じゃが気になりますね」

　楽しそうに話すあかねさんに、目を細めて嬉しそうに微笑して、本心から云えば、断る理由がないのと誘ってくれた事に嬉しいです。と云うようなニュアンスで二つ返事する。新作の飲み物もそうだが、彼女が作る肉じゃが、食べてみたいのか味が気になると云うようにちらりとあかねさんの方を見れば、あかねと目が合ったような気がし

「どうかされましたか...？」

　あかねさんの様子が何となく何時もと違う気がしてやや心配そうな声音であかねさんの顔を覗くようにして見つめながら聞いていて。