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>>73
グレア様
　(打ち明けてくれてんのか？)と話してないと言っている黒那に対して俺に対してちょっとは心開いていると思って良いのか。等と少し嬉しく思いながら、顔には出さず、
　
キリヤ「そうだったのか」

　相槌を打つようにその言葉に対してそう云う。

　一体何処まで、踏み込んでも良いのだろうか。なんて黒那を見て考えるも、自問しても答えは自分では見つかるはずもない。礼を云われて、

「あぁ」

　律儀だな。なんて一々礼なんて良いとも同時に思うが、それが黒那の良い所でもあるか。とも考え、礼なんて良い。とは言わずに一言だけ云えば、来たビールを飲んでいて。


>>74
愛様
　謝らんくてもええですよ。俺こそ気が回らんくてすみません。　
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カケル「ねえっ。今日、東郷って云う店員居る？用があんだけど」

　店内を見回していたカケルだったが、丁度宏貴が在庫整理中で表、店内には居なかった。見つけられなかったのか、近くにいた店員に居るであろう宏貴にも聞こえるように聞いていて。

　店員は、名札を付ける義務があるので、店員の名字、名前くらい把握している。宏貴居る？でも良かったが、個人的な呼び出しは下手すると本人を呼んでくれない可能があるため、敢えて名字で聞いていた。