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>>76
愛様
いえいえ。
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カケル「あーっ、居たぁ！」

　宏貴の姿を見るなりそんな声を出す。散々店内を探したのに居ないから居ないと思ったから心底嬉しそうににぱっと満面の笑みを浮かべて宏貴の元へ行く。

「名前、憶えてくれたんだ。あ、用は今日か明日暇？宏貴に見せたいものがあるんだけどさ」

　暇な日ある？と宏貴を見て嬉しそうに話し暇な日があるかどうか聞いていて。本当は今すぐにでも、連れ出して見せに行きたいのだが、仕事中というのもあってか。彼なりに配慮していて。

　見せたいものがあるのと、そのあとも宏貴の時間を貰いたいからか、出来るだけ長く時価をとりたいと思いながらも返事を待っていて。


>>77
グレア様
　聞きたいことはまあ、あるにはあるが何処まで良いか分からず黒那との会話が終わってしまった。こんな時フレンドリーな奴が羨ましい。ずかずかお構いなしに相手に聞けて次から次へ話題を出していく。と内心で思いながら、ビールを飲む。

　考え事しているせいか、心なしか飲むペースが早く、そんな彼を見てかビールを追加する人が居るも、その事に気付かず時たまに横目で黒那を見て不意にストローを噛んでいる黒那に気付き

「....飲みにくくねえのか？」

　ストローの口が狭くなって満足に飲めないんじゃないのか。と思い、新しいストローを出して黒那に渡しつつ、聞いていて。軽くだから、飲みにくくなるまでではないとも思うも、それでも少しばかり変形はするので止めろとは云わないが気になるらしい。