大人なりきり掲示板
- Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.91 )
- 日時: 2019/02/18 22:00
- 名前: 百田 ◆yaY4zarJ.M (ID: k8cJIfhT)
>>89
さり様、いらっしゃいまし。参加、ありがとうございます。キャラもすごく素敵で、とても嬉しいです。
キャラシに不備は見られないので早速始めさせていただきますね。
進行上ご不明な点などあればなんなりと。
休日、特に用もなければ好んで外に出るはずもない。何時も通り部屋で何をするでもなくベッドの上で膝を抱えぼーっとしていた。
だからか、横でメッセージを受け取り短く震えたスマホに反応するのがワンテンポ遅れ、はっとすれば画面を覗いた。自分に連絡をよこす人物なんて一人しか思い当たらない。
[そういやお前、家あるのか?]
白石君という表示と急な質問。
案の定送り主は予想していた彼であった。友達というのがまともにできたことの無い自分にとってあまり意味をなしていなかったメッセージアプリは最近は彼のおかげで専ら忙しいようで。
とはいえ俺なんかが友達と呼ぶには図々しい微妙な距離、何と称すのが正しいのだろうか。
頭を悩ませながら通知を受け取ってアプリを開き、返信を打とうとキーボードに指を触れさせる。
というか、質問が突飛過ぎる。いくら幸が薄かろうと家くらいは俺にだって流石にある。心配し過ぎではないだろうか。
ここ数日彼と接してきて彼が所謂お節介で、お人好しの心配しいだということは痛いほどわかっていた。俺のような人間にも手を差し伸べてくれるのだからそれは間違いなくて、けれどやっぱりそれは変な人だということでもある。だって、俺を心配してもいいことなんかきっとなんにもない。
[家は流石にあるよ。実家だし。居場所は、あんまりないけど。]
家事炊事が壊滅的で生活感が全くない自分では一人暮らしなど絶対に無理で、二十歳にもなって親に世話になってしまっているという自己嫌悪の元、実家で暮らしている。やっぱり自分は何においても上手くやれないらしい。
この最後の一言も相手をいい気持ちには多分させない、蛇足だったかと送ってから後悔した。そんなことばかりだ。
>>90
食べていたオムライスが危うく喉に詰まって死んでしまうのではないかと思った。けほけほと胸元を叩きながら何を言ってるんだという目を向ける。
行為中の自分なんて想像するだけで気持ちが悪いことこの上ないし特に昨日のことは何も覚えていないのだ。知らなかった、というかそんなのは知りたくなかった。
「たっちばな...!!おま、ふざけ...っ」
あまりの羞恥にまさに顔から火が出そうだ。また余計な事に身体中につけられたキスマークを思い出し堪らず顔を手で覆った。
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無心で玄関を開け、出前を受け取り扉を閉めたところでふぅっと深いため息をついた。
自分の気持ちにコントロールが効かなくなってしまったことに動揺する。簡単に触れてはいけないのに、何をしているんだろう。
目を閉じ、できるだけ平常心を取り戻せば盆にうどんの丼を二つのせ、ゆっくりとリビングルームへ帰る。
しっかりせねば。
「葛西さん、うどん届きましたよ」
食卓に盆を置き、何故かソファに横たわった葛西さんへ声をかけた。悶えるほど嫌だったんだろうか。怖かっただろうか。