大人なりきり掲示板

Re: 【BL】お好きな彼をどうぞ【募集中】 ( No.92 )
日時: 2019/02/19 19:02
名前: 腐猫丸 (ID: 3xnkBRQd)

「どーしたんです?そんなに顔真っ赤にして」
微笑みを浮かべた儘、こてんと首を傾けて白谷さんに問うた。
「ふふっ、白谷さん、俺なんかより断然可愛いですよ」
平生キリッとしている白谷さんが、俺の言葉で顔真っ赤に染め上げている。なんて愛らしい人だろう。
食べるのが早い所為か、オムライスはもう半分しか残っていない。白谷さんが作ってくれた好物が、あと半分しかないと思うと酷く惜しい。なんなら永久保存したい。毎日、作ってくれたらなぁ……

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「わっ、あっ、はい!」
東雲くんの声が聞こえて、吃驚してガバッと起き上がった。
唸ってたの、見られちゃったかな…?
なんだか妙に恥ずかしくて俯いた儘でいると、ポケットの中のスマホが振動を始めた。画面に受話器のマークと幼馴染の名前が表示されている。
チラリと東雲くんを見るとどうぞというようなジェスチャーを貰ったから、緑ボタンをタップした。

「何?」
『おばさんにマリーが外泊してるって聞いたんだけど、其れマジ?』
「マジだよ。というか一々聞いてこないでよ」
『何?彼女?マリーちゃんにもとうとう春がきたか〜』
「男の人だよ執拗いな。あとその呼び方止めてって千秋」
『マリーはマリーでしょお、…ってか男って大丈夫なわけ!?清二の二の舞になんないの!?アンタ不用心なんだから!』
「し、東雲くんは大丈夫だもん!余計なお世話だって!」
『でも!目の届かない所じゃ守ってあげられな__』

千秋が話してる途中で、通話終了のボタンを押した。いつまで経っても『守ってあげないといけない人間』だと認識されているのが悔しかった。だけど、後悔は直ぐに襲ってくる。
「き、切っちゃった………」
ど、如何しよう……明日も大学で会うのに………