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>>233

座っても足を震わせている彼を見下ろしながら南は口を開いた。

「中の玩具、取って欲しい？」

彼の様子から察すれば上記のことなど分かりきったものだが、南は遊の口からおねだりされなければ気が済まなかったのだ。


>>234

「あぅ……ぅ」

吸い付いて舌で転がされれば、風馬は先程よりも大きく反応したが
また寝息を立てる。

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「ふっ……ん……」

彼がキスを受け止めてくれると、彼方は調子に乗ったのか
舌を彼の口内に侵入させ絢斗の舌を絡ませる。


>>235

色んな事を考えながら保健室に戻る。
最初は様子でも見に行こうかと思ったが、生憎冬弥は女子に人気があるらしいので
今見に行ったら、逆に透真が目立ってしまうのではないかと思いやめた。
大人しく自分のデスクに座ると、仕事の続きに勤しんだ。

※放課後までスキップしますか？

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相手の方から声が聞こえたので、驚いて兄の方に目線を移す。
すると、予想通り兄は目を覚ましていたらしい。

「お、お前、起きてたのかよ！」

先程の呟きが聞こえてしまったかと思えば、案の定兄はニヤニヤしながら
もう一度言わせようとする。
再び抱き付かれれば「離せ！」と彼の肩を押す。

「俺は何も言ってない！」

陽向は顔を真っ赤にしながら上記を口にする。