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>>263

「はい、おはようございます。莉斗くん」

彼が正門に立っている翔太に挨拶をすると、翔太も微笑みながら返した。
慣れない呼び方で呼んでいるが、もう翔太は慣れてしまった。


>>264

「ほら、頑張って。……半分まで出せたら俺が手伝ってあげる」

一生懸命出そうとしている彼を見て、南は仕方ないと思い上記を口にした。


>>265

軽く扱かれると、風馬は小さく喘いだ。
寝ているが感じているのか、身体がビクビクと反応している。

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「は……？」

丁度屋上から出ていこうとした所で彼に言われたので、彼方は歩みを止めた。
ここは断った方が良いのだろうか。いや、絢斗からこんな事を言うなんて今日しかないかもしれない。
思考を巡らし、彼方は考えた。
結果が出たのか、彼方はゆっくりと口を開く。

「……お願い、してもいいか？」

やはり、自身の欲には勝てなかったようだ。