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>>267

仲良さげにクラスメイトと教室へ向かう莉斗の背中を見守る。
本当、あまり人と話すのが得意ではなかった莉斗は変わったと思う。
一人で感動していると、隣にいた同期の教師に脇腹を小突かれたので我に返り
再び挨拶運動を再開した。


>>268

「ふぁ……ぁ、え？」

モノから伝わる刺激に幾ら熟睡していた風馬でも目を覚ました。
目を開けた風馬が最初に見た光景は驚きのもので、風馬はあたふたしていた。

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「ん……」

微笑みを浮かべる彼に誘われるまま近付くと、自身のモノを取り出す。


>>269

「そうか」

彼の返答を聞き、冬弥も嬉しく思った。
歩みが遅くなると冬弥もそれに合わせて遅くする。
これから彼の家に泊まるため、冬弥は何故か緊張してしまっていた。

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兄の言葉に「興味なんてあるはずない」と呟くように言う。
彼が電話に出ると耳を傾ける。
電話口から聞こえる声は若い女性だ。
本当にいたのか、と内心少し寂しく思ってしまったが
すぐに頭を左右に振り、その気持ちは消した。