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>>277

「……親御さんは？」

透真のアパートに着くと鍵を開けた彼に促されるまま部屋に入ったが、両親は不在なのかという事が気になったので問いかけてみた。
いるなら挨拶をしなければ、と考えながら靴を脱ぐ。

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「……ん」

兄には言いたい事があったが、それ呑んで言われると小さく頷いた。
陽向に対する対応が子供扱いみたいで気に喰わなかったが、我慢する事にした。
兄が出ていくと陽向は部屋に戻り、勉強をする事にした。


>>278

彼が頑張って取り出そうとする表情は、南を酷く欲情させた。
可愛らしくもあり、色気もある。
今にも襲って犯したい気持ちに駆られるが、グッと堪えた。