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>>340

「ん……？おい、高梨？」

反応がなくなり、何処かグッタリしてしまった彼の顔を覗き込む。
どうやら、初めての感覚に耐えきれず気絶してしまったようだ。

「……チッ、寸止めかよ」

もう少しで達しそうだったのに、相手が落ちてしまったので仕方ないと思ってモノを抜く。
幾ら南でも気絶している相手を無理に犯す趣味はない。
遊の身を整えると自身も下着とズボンをしっかりと穿く。
膨れ上がっている自身のモノは、家に帰ってから抜くとしよう。
そう思うと、遊をおんぶして個室を出る。


>>341

「う……ごめん……」

こんな時に自分は何をしているんだと反省する。
やはりゴムを付けてからまた入れようか、そう思い抜こうとすると
『そのままで良い』という声が聞こえる。
その後には忠告みたいな事を言われたが、自分にそんな余裕が出来るだろうか。
いや、出来なければダメだ。殴られるのだけはごめんだ。

「分かった。じゃあ、動くぞ」

和希は返事をすると腰を動かしていく。
最初はゆっくりだったが、徐々に早めていく。