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>>366

「そうなのか。……透真、付いてるぞ」

ケチャップが付いている彼の口元にティッシュを近付けると、綺麗に拭った。
その様子が子供みたいで冬弥は笑みを溢した。

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「何、それ……馬鹿……」

兄の言葉に不安が消え、安心したのか身体から力が抜けた。
それと同時に涙腺も緩んでしまい、陽向の瞳から涙が溢れてくる。


>>367

「え……」

やめようか、と言われたが風馬はすぐには頷けなかった。
いや、やめてくれるなら頷けば良いだろと思うが身体は動かなかった。
頷く所か首は左右に動いてしまう。

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戸惑う彼を無視し、生徒たちは笑みを浮かべながら口を開いた。

「あのさー、少し話があんだよ。ちょっと着いてきてくれる？」

一人の生徒が言うと生徒たちは歩き出す。
どうやら、絢斗に拒否権はないらしい。
彼を促すように腕を引きながら、教室を出た。


>>368

「何で無視すんのー。先輩、悲しいなぁ……」

わざとらしく上記を言うが、遊の姿にスッと南から表情が消えた。

「……着替えたの？」

静かに彼を見ながら問いかける。


>>369

「そーなの？あー、翔琉はカッコいいって言われる事が多いからねー……」

そう口にしながら腰を動かす。
だが、彼の表情が見れないことが和希は不満に思っていた。
体位を変えたいが、バックが翔琉にとって一番楽なのだ。
逆に正常位だとどうなのかなと考えながらも、腰を動かすのはやめない。