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>>440

「ん？あぁ」

透真が風呂場に向かうと冬弥は皿洗いを始める。
一緒に入るという事に本当に入って良いのかと思ったが、今はあくまでもプライベートに入ると思うから生徒と先生という関係は一度リセットしよう。
そう気持ちを切り替えて、皿洗いをこなしていく。

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「別にしないし！」

茶化され、陽向は部屋のドアを一度開けると上記を叫ぶ。
一体、何が悲しくて兄で抜かなければいかないのだ、と陽向は溜め息を吐いた。
けど、何故だろうか。
先程の兄は色気が混ざっていて、色々とヤバかった。
陽向は密かにモノが熱を持つのを感じたが、誤魔化すように机に向かい勉強を始める。


>>441

「……」

スースーと寝息を立てて眠っている姿は、何処か幼さが残っていた。
腹部に熱いのを感じていたが、熟睡しているのであまり気にしなかった。

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「うわぁ……やべぇな、この光景。あ、そうだ！これ彼方にも見せようぜ」

一人の生徒がそう言うと他の生徒も賛成する。
そして、口に含ませている生徒がスマホを出して彼方に連絡を取り始める。


>>442

「ふーん……俺にも見せて」

助けを呼ぶつもりがないなら良いだろう、と思ったので南も見せてと言って
彼に近付く。