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>>490

「可愛い物、持ってるね」

莉斗が手に持っている人形を指差しながら言う。
その間に男は徐々に莉斗との距離を詰めていく。


>>491

ぐずぐずと泣かれて南の良心が少し痛んだが、南は彼へ刺激を与えるのをやめた。
遊もどうせ後から快楽に溺れて怖さなんて忘れるのだから、優しくする必要はないと思ったのだ。
胸の尖りを刺激しながら、彼のズボンと下着を脱がして直に彼のモノを刺激する。


>>492

「あ、はい。お願いします」

弟の対応から昨夜の事は気付いていないと感じた風馬は安堵の表情を浮かべながら
零の部屋に案内してくれるという言葉に頷いた。

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「ん……目、覚めたのか。……身体は、大丈夫か？」

頭を撫でる自身の手に擦り寄る彼を愛しく思いながら、彼方は彼の身体を心配する。
きっと、酷く乱暴に抱かれたのだろう。
絢斗の心に傷が残っているのなら、彼方は癒してあげたいと思っていた。


>>493

照れたように笑いながら言われた言葉に、冬弥は微かに頬を赤く染めた。
その後に何故、冬弥が泊まる事になったのかと言っている彼の肩に優しく手を添える。

「……消毒のため、かな」

そして、透真の唇に淡く口付けを落とす。

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起きてしまった、と肩を落とすが気を取り直して兄の問いに答える。

「別に、兄さんが酒の缶をそのままにしてるから片付けようと思って」

口から出た言葉は本当にしていた事だが、本当の目的は違う。
ただ、兄が気になったからだ。
それと、兄の唇に軽く口付けを落とした事は秘密にしなければと表情に出さないように
いつも通りに上記を口にした。