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>>517

「苦しそうだね……その顔、スッゴク俺好み」

抵抗をやめた彼を見ながら、南は上記を口にした。
相手が抵抗しなくなった事から諦めてしまったのかと思い、モノを彼の口内から出した。
南も口では恐ろしい事を口にしたが、本当にやるつもりなんて微塵も無かった。


>>518

「怖くないってー。大丈夫だから、おじさんに着いてきて？」

そう言いながら歩き続ける。
すると、ついにあの場所に出てしまった。
周りには、如何にも怪しい建物や外見は普通だが怪しい雰囲気を醸し出している建物で溢れかえっていた。

「ほら、こっちだよ」

そう言うと男はある建物に入っていく。


>>519

「えー……」

あと少し、と言われたので風馬は困ってしまった。
だが、内心は喜びでいっぱいだった。
仕事場では一切見せない子供のような仕草を間近で見れる機会なんて、当たり前だがそれほどないだろう。もしかしたら、風馬しか知らないかもしれない。
そう思うと、嬉しくて堪らなくなった。

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「ッ……」

額にキスをされ、彼方は目を見開く。
だが、すぐに状況を理解して仕返しと言わんばかりに絢斗の唇に自身の唇を重ねた。


>>520

「え？あ、あぁ。良いぞ」

一瞬、彼が言った言葉に戸惑いを見せるがすぐに対応して「良い」と答えた。
二人は入るとしても、その距離は尋常な程近い。
この距離感で冬弥の心臓は持つのか心配だった。

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「うわぁ！？ちょ、何してんだよ！」

突然変なことを言い出したかと思えば服に手を入れてきたので、流石に驚いた。
すぐに兄から離れてソファーの端で身体を小さくする。


>>521

ご理解、ありがとうございます。
なるべく早く完成させますので、よろしくお願いします。