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>>533

「ただいま……あれ？」

その頃、翔太は丁度家に帰っていた。
家に入って莉斗に帰った事を知らせようと声を出すが、返答がないし靴も無いので
可笑しいと感じた。


>>534

ありがとうございます！


>>535

「おい、あまり動くな。水持ってくるから待ってろ」

先程までの南とは違い、優しく上記を言うと立ち上がって部屋を出た。
勿論、南京錠を掛けることは忘れていない。


>>536

幼い感じる彼の表情は、とても愛らしかった。
風馬はあまり昨日の事は覚えていないので、言葉にした事は覚えていなかった。

「……好きって、言えたら良いのに……」

彼を見ながらボソッと呟いた。

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「……なぁ、絢斗。俺、そんなに頼りない？」

無理して微笑みを浮かべている彼を見て、彼方は静かに口を開いた。
確かに助けに行けなかったのだから頼りないと感じるのも無理はない。
だが、慰めたいと思っているのにそれを隠されると、彼方は酷く自分が情けないと
感じてしまったのだ。


>>537

「うん、そうだね……」

彼の呟きに返すと、冬弥の指が少しだけ彼の胸の尖りに触れる。

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「え……じゃあ、何でお前は俺としたいんだよ……」

質問に質問で返すのは狡いと思うが、陽向は気にする事なく上記を口にした。