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>>548

「睨む元気はあるんだ」

分かりやすく睨まれ、南は苦笑を溢した。
半分以上も飲み干している様子を見て、南はもう一本持ってきていた水を差し出して
「いる？」と問いかけた。


>>549

「え……！あ、いや、はい！大丈夫です！」

彼の弟が様子を見に来るなんて思いもしなかったため、入ってきて動揺してしまった。
急いで起き上がろうとしたが、足を絡ませられているためそれほ叶わなかった。
弟の言葉を聞いて「そうなんですか……」と彼の表情に目を向ける。

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「ははっ、可愛い」

眉を寄せる彼を見ながら上記を呟く。
彼方の表情は穏やかで幸せそうだ。


>>550

必死にあった出来事を言う様子を見て、翔太は強く抱き締めた。

「そっか。ありがとな、話してくれて。……怖かったな」

強く抱き締めながら、彼の頭を優しく撫でる。