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>>556

「ごめんな、無理させて」

南自身も悪く思っているのか、暇を潰すような仕草を見せる遊に謝る。


>>557

「うん……俺も、スッゴク心配したよ」

弱々しく抱き付く彼を慰めるように、頭を撫でた。
余程怖い思いをしたのだろう、震える声を聞くだけで胸が締め付けられる。


>>558

「ぁ……いや、大丈夫ですよ？」

彼が目を開けると直ぐ様離れて謝ったので、風馬は苦笑を浮かべながら上記を言う。
正直、離れてしまったのは惜しかったので複雑な気持ちになってしまう。

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「ッ……俺も」

彼に大好きと言われ、彼方の頬に赤く色が付いた。
肯定するように頷くと彼方はベッドに上がり、絢斗を押し倒す形になる。

「なぁ、消毒してもいい？」

首元に唇を寄せると軽く口付けを落とした。